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ホーム > モノ作りの現場から > agari 東山風 #032



思えばとても若かりし頃、修業時代に初めて展示会で出したのも、照明でした。






最近、自分の周りではタコ焼きづくりがブームです。
感化されて自分もタコ焼き器を購入、連日タコ焼きづくりに励んでいます。
話によれば、決め手は粉を氷水で溶くことと、タネに空気を入れながらひっくり返すタイミングです。

エイリアンの生みの親H.R.ギーガーが好きだったせいか、
こころなしかエイリアンの卵風になってしまった
記憶があります。
そして、これがなぜか売れてしまい、
とても嬉しかったのを覚えています。

日の光、窓の雪明かり、松明、
蛍から電気クラゲ(?)まで、光るものはたくさんあります。
照明はそんな“明かり”の一つだととらえて、
今回はモノ作りを始めました。

「当たり前だよ」というツッコミが聞こえそうですが、
星の光も夜光虫も、ミラーボールも、たき火も、
人は光るものに眼を奪われ、
引き込まれてときにワーワー興奮したり、
ちょっと安心したりする。
ギラギラ刺すような光線から木漏れ陽まで、
電灯が出来て以来、
人間は照明によって好きな光を
自由自在に生み出してきたわけです。

そんなことを考えながら、
「光を演出する闇をも含めて、
照明というモノに取り込めたらな」と思いつつ、
毎回ながらチャレンジな面が多々あり、
試行錯誤は続いています。

光が人に与えてくれる何かを、
今回の照明作りに入れることを目指しています。


東山風 (1971生)
鉄をあつかう技術を幅広く持つ工房で修行。
その後、家具メーカーの企画開発部で試作・特注製作を担当する。
2002年に独立し、個人邸や店舗の金属を使った家具・什器を製作しています。



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