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ホーム > モノ作りの現場から > Delivery Works 俵藤ひでと #012




数年前、恵比寿にあった「ag」という、
1Fがヘアサロン、2Fがカフェの
オープニングパーティーで会ったのが最初。
そのショップの設計者が南部健太郎でした。

数日後、焼そばパンを食べながら
(のどに詰まらせて・・・)
ウチの工場をたずねて来ました。
「何か飲みモノを下さい」




事務所の一角。首都高越しに目黒自然公園と恵比寿ガーデンプレイスが見える。


「ag」
このカフェでいろんな人と出会った。
思い出の場所。


ACRYLIGHT
厚さ10mmの薄型照明。スクリーンタイプとエッジタイプ。寝かせても、立てても良し。

彼は一級建築士としてフリーで
店舗デザインの仕事をしてたので、
彼の物件のアクリル什器やショップサインの製作を受け
一緒に仕事をしてるうちに、

「こんなの作れる?」
「面白いけど、なにこれ仕事?」
「いや、あったら楽しいなと思って」
「試しに作ってみようか」

思いついたら直ぐカタチにする。

僕は職人、彼は設計士。
お客さんのオファーがあって仕事が成立していて、
そういう枠を越えて、純粋に自分達が欲しいと思うモノを
発信できるフィールドを作りたい。
そんな思いから彼と「Delivery Works」を立ち上げた。

「Delivery Works」は僕達の
デザイン事業部・プロジェクトチームであって、
常に一緒に仕事をしてるわけではなく、
普段はお互いに別のところで活動している。
彼は特に「個人住宅」の設計の仕事が多く、
そこで住宅を建てるまでの話を聞きながら
「建築家」としての南部健太郎を紹介したいと思います。








個人住宅を設計すること

まず役所に行って、クライアントさんの土地に
どんなものが建てられるか基本的な法規や、
その地区ごとにある細かい条例など調べる。
もちろんクライアントは土地を購入してる時点で、
不動産屋からどういう条件の土地か知らされているのだけど、
必ずこちらで確認をする。

初めて家を建てるクライアントさんがほとんどだから、
どういう家に住みたいとか、何が欲しいとか
ちゃんと分かっている人は少ない。
「2LDKで車庫があって、広さはこれくらい」という
情報をもらってもプランは練れない。

だからとにかく話をする。
始まったら1年近く一緒に仕事する訳だから
お互いの好みが合う合わないも大事だし、
クライアントさんが普段どんな日々を過ごしていて、
これからどのようなライフスタイルを送りたいのか、
人物像を理解して僕の回答を出します。
誰にでも当てはまる設計を考えるわけではない。

一生に一度建てるか建てないかの大きな買い物だから、
パーフェクトを求められる。
今パーフェクトなモノって5年、10年後
そうかと言ったらそうでないと思う。
ライフスタイル、家族構成、好みだって変って行くのだから。
最初からパーフェクトを目指ざすのでなく、
ずっと「ベスト」であるモノを提案したい。



カウンターテーブル
「Agee」hair salon (恵比寿)
http://www.agee.co.jp/


コンクリート打ち放しのピーコン(丸いへこみ)を利用した、アクリルのシェルフユニット。
(スペシャルソースさんにも製作お願いしました)
オプションでボックス、U字型バーが付けられる。
「re-plus」が企画運営してる賃貸住宅用。
(株)リプラス・howff事業部
http://www.howff.jp/


Delivery Worksデザインのテーブルセットが、「dinos HOUSE STYLING」で商品化されました。60cmの箱になります。実際の商品はタモ材。


Delivery Works
左から、南部健太郎、俵藤ひでと、久保緑子

一緒にモノを考える時、作る時

南部と僕はモノ作りのアプローチが違う。
彼はどちらかというとイメージ優先。
僕はどちらかというとおさまり優先。

「デリバリーワークス“ドリーマー”担当の南部と、“リアル”担当の俵藤です。」

お仕事の打合せの際、お客さんにはそう自己紹介しています。



俵藤ひでと (1972生)
ICSカレッジオブアーツ卒
1995年 ひょうどう工芸入社
2002年 デリバリーワークス設立
アクリル加工を中心とする特注家具・照明器具・立体物のデザイン製作
オリジナル家具・照明の企画デザイン・製作・販売



#066 2010.08 新しい五月人形
#065 2010.07 アクリルのトランク型ディスプレイ什器
#064 2010.06 展示会のまとめ
#063 2010.05 現代手工業展2010
#062 2010.04 アートとモノ作り
#061 2010.03 アクリル引きモノパーツ / 現代美術VOCA展
#060 2009.12 コレクションショー
#059 2009.10 ショップ什器 / 展示会のお知らせ
#058 2009.08 バーテンダー
#057 2009.07 多摩美素材実習
#056 2009.06 2009年展示会を終えて
#055 2009.05 展示会に向けて2/コラボレーション
#054 2009.04 展示会に向けて−アクリルで本をカタチ作る
#053 2009.03 アクリルの茶杓 / 伝統と現代
#052 2009.02 掛川現代アートプロジェクト/アクリルの棗(なつめ)
#051 2009.01 氷のアクリル
#050 2008.12 NYにて
#049 2008.11 ニューヨークへ
#048 2008.09 裏方にまわる楽しさ
#047 2008.08 2008年展示会を終えて
#046 2008.07 想い込めて。仲間の協力を得て。
#045 2008.06 キスの練習 くちびるの習作
#044 2008.05 展示会のテーマ「誰かの為のギフト&トロフィー」
#043 2008.04 手を離れ商品化へ!
#042 2008.03 IID世田谷ものづくり学校でワークショップ
#041 2008.02 アクリルのシャンデリアの行方
#040 2008.01 ご挨拶
#039 2007.12 実習講義 素材とたわむれる
#038 2007.11 デザインにユーモアを
#037 2007.10 ある仕事の風景
#036 2007.09 ポリへドロン
#035 2007.08 アクリルの茶杓
#034 2007.07 バングルのデザイン - メイド イン ジャパン -
#033 2007.06 展示会、真っ最中
#032 2007.05 仕事とは時間を共有すること/6月の展示会に向けて
#031 2007.04 モノを作り表現する女の子たち
#030 2007.03 (続)プラスチック ってガンバってるかも
#029 2007.02 プラスチック って言っても様々
#028 2007.01 マイナーチェンジを繰り返す
#027 2006.12 多摩美術大学にて
#026 2006.11 趣のあるアクリル 茜色に染める
#025 2006.10 端折ってはいけないコト そこに愛はあるのかい?
#024 2006.09 FRPかぶき野郎
#023 2006.08 アクリルをシェイプする
#022 2006.07 展示会を終えて
#021 2006.06 展示会に向けて
#020 2006.05 友人の店を仲間達でつくる
#019 2006.04 ダイソン。それは格好良いだけじゃない掃除機。
#018 2006.03 絵のある部屋
#017 2006.02 アクリルの表現力
#016 2006.01 ロゴデザインをする
#015 2005.12 有限会社 荒木塗工所
#014 2005.11 マーキングフィルムで遊ぶ・レッツ カスタマイズ!
#013 2005.10 製作の現場だから気付くこと、出来ること
#012 2005.09 Delivery Works 南部健太郎
#011 2005.08 無駄の中に宝がある(大人編)
#010 2005.07 無駄の中に宝がある(子供編)
#009 2005.06 (有)クラフトロ 矢野心吾さん
#008 2005.05 ひょうどう工芸代表 職人 俵藤益仁
#007 2005.04 リートフェルトへのオマージュ
#006 2005.03 ショップサイン・電飾看板
#005 2005.02 アクリルの接着加工について
#004 2005.01 島谷製作所
#003 2004.12 大河原製作所
#002 2004.11 savor 末松貴久・小橋佐和美
#001 2004.10 展示会