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ホーム > モノ作りの現場から > Delivery Works 俵藤ひでと #063




特注真鍮ビスと、タップあけ


養生をして、色の塗り分け






ステンシルでマークを塗装


4方向に壁へ設置できる

もうすぐ展示会が始まります!
去年と同じく今年も、IID 世田谷ものづくり学校の
ギャラリーで展示をやらせて頂きます。
一年ってホントはやいわー

過去2年間の展示会で出展した作品は、
テーマが直接的と言うか、動機が感情的と言うか
言葉を持たせた作品が多かったのですが、
今回は作るアイテムを何にするかから入り、
鏡を作ろうと決めました。
なぜ鏡かというと、今まで作家さんとコラボしたり、
デコラティブなモノなど作ってきて単純に面白いからです。

あるものを、そのものを「うつす(映す)」って、
よく考えたらスゴいですよね。
環境によって色を変え、空間をも変える。

ではどんなデザインの鏡を作るのか。
グラフィックの要素とかメッセージ性を少し抑え、
アクリル加工業の仕事として多い、本業の「箱モノ」という
品物を保護するクリアケースや、
商品を乗せる、囲うといったいわば普段主役にならない
脇役に焦点あててみようと思ったのであります。
僕にとっては原点回帰です。


レイヤー状に映り込む


真横からの図


ディティール







L サイズ
550x550x90


メンバーみんなでアートブックも作ります。
紙一枚一枚にラッカースプレーで赤と黒のグラデーションを塗装してます

アクリルの箱の中に、鏡を入れてみました。
鏡をアクリルケースで覆う必要は無いのかもしれないけど、
やってみると意外に面白い事がおこる。
透明アクリルの表面にも薄ら映り込み、
レイヤー状に映り込みが繰り返される瞬間がある。
そして、箱の中で鏡を斜めに倒してみました。
鏡が壁に対して水平に無くても良いのではないかと。
正面に立って見たとき少しズレて映る。空間も少しズレる。
すると、鏡の角度に合わせて人が動く。

日常を少しだけ変える鏡
箱の中に映る人に興味を覚えました

非常にシンプルな形なので、
塗装面には少しだけ傷のテクスチャーを残し、
裏面はステンシルでグラフィックとサインを入れ
一点モノに近い仕上げで、
手仕事の良さを感じてもらえたら。
特注の真鍮ビスもこだわりの一つ。

赤・黒・白の色はこの鏡の方向性を示す記号の様なものです。
縦使で上下反転、横使いで左右反転
4つのポジションで壁に設置できる様になってます。

以前からこの赤黒白の3色の組み合わせでデザインすることが多く、
しかしなぜだか考えたことは無かったのですが、
僕が好きなロックバンド“The White Stripes” は
アルバムジャケットからPV、衣装もこの3色の組み合わせ。
彼ら曰く「ナチからコカ・コーラまで通じる、
最も強力な色の組み合わせ」なんだそうだ。
言われてみれば確かにそうだ。

サイズは(S)200x280x50、(M)250x350x50、(L)550x550x90
3タイプで展開します。
展示会の日程は
5月28日( 金)〜6月6日( 日) 11:00〜19:00
(5/31 月曜日は休館)
オープニングレセプション 5月28日( 金)18:00〜21:00
会場 IID 世田谷ものづくり学校 IID GALLERY
世田谷区池尻2-4-5
開催期間の土日は、メンバーも会場に居ります。
みなさんと会場でお会いできること楽しみにしてます。


俵藤ひでと (1972生)
ICSカレッジオブアーツ卒
1995年 ひょうどう工芸入社
2002年 デリバリーワークス設立
アクリル加工を中心とする特注家具・照明器具・立体物のデザイン製作
オリジナル家具・照明の企画デザイン・製作・販売



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