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5月22日から31日まで 世田谷ものづくり学校のIIDギャラリーにて
現代手工業乃党の展示会をしました。
テーマは「ホームアクセサリー」
額縁と他ってことで いつものように考えながら作ってみました。
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フレーム
フラツトバーを重ねて シンプルに作ってみました。
イラストはボクが最も尊敬するイラストレーター
「モリソン小林」 氏によるオアシス
(限定26枚プリント サイン入り)です。
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メノラー
前回のコラムでも製作の過程を紹介しましたが
さらに真鍮のロウ付けを施すことによってグッと味が出ました。
大きいキャンドルも挿して もう超クールです!
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パーテーション
メノラーを作って見ていたら「これを 檻ごしに見たいなぁ」
と思ってしまい
で、作りました 檻のようなパーテーションです。
無垢の鋼鉄で作っているんですが、、、
いったい何キロあるんだか?
凄くヘビィな一品です。
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松本ケイくんはフレームと壁掛け円型ミラーとテーブル型のショーケースをデザインして作りました。
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フレーム
薄いフラットバーを縦使いに 細い角棒を淵にして
とても繊細なフレームを作りました。
アートワークは現在サンフランシスコのRVCAにて
展示中であり雑誌を中心に T-シャツまで
幅広く活動中のイラストレーター 三上 数馬くんによるもので
今回 友人のケイのために
この「air plant」を製作してくれました。
三上数馬くんのウェブ
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ミラー
この円型の壁掛けミラーの淵にある美しいドットの意匠は
ドリルの刃でサラをモンだモノで放射線状に穴というか
サラの大きさも段々大きくなっていて
製作の行為がデザインになっているという
かなりシビレる一品です。
モノ作り人からクリエイティブなデザインの提案をする
まさに現代手工業ならではの
ハンドメイドプロダクトだと思います。
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ショーケース
テーブル型のショーケースです。
脚は分厚いフラットバーをS字に曲げて、
さらに先端にいくにしたがって
ゆるやかにテーパーをつけています。
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渡辺コーヘイくんはフレームとミラーとスリッパ立てをデザインして作りました。
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フレーム
金属の枠が何かミシンで縫ったように見えるのは
等間隔のピッチで点付け溶接をしてから表面を仕上げたからで
初めてそれを見た時 ボクは軽く目を疑いました。
アートワークはデザインチームTYMOTE所属、
音楽集団ALTの代表でありイラストレーター、
アニメ−ション作家、トラックメイカーの村井 智くんによるもので
今回 友人のコーヘイのために
この「鳥とインディアン」を製作してくれました
デザインチームTYMOTEのウェブ
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ミラー
鉄板をタイルのようにあしらい 軽く錆びさせてあるこのミラーは
クロコダイルを連想させる程にsexyな雰囲気を出してます。
金や銀を使わなくてもゴージャスな感じがするのは
デザインしている本人が 1パーツ 1パーツ丁寧に
手作りしてるモノだからでしょうか。
ミラーの前に立つとジャストにつま先まで映ります
デザインと機能、モダンな手作り感、
とても現代手工業的な一品だと思います。
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スリッパ立て
不思議な収まりのスリッパ立てです
スリッパが浮いて見えます(笑)
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今回の展示会では 非常に多くの方々にご来場いただき本当にありがとうございました。
また、私達の活動趣旨にご賛同いただき 協賛してくださいました企業さま
ボランティアで手伝ってくれた友達 誠にありがとうございました。
「デザインをするクリエイティブな職人の集い」としての現代手工業乃党が
日本のモノ作りには ハイテクの他に クリエイティブという付加価値がある事や
モノ作りの楽しさは日常に溢れているということを ユーモアやアイロニーと共に
より多くの人々に伝えていけたらと思います。
これからも関係者一同 がんばっていきますので どうぞよろしくお願いいたします
株式会社エグジツトメタルワークサプライ 清水薫 |