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資材置き場予定地

切り倒された木々

苔むしています

戦利品

作業台にぴったり
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先日、高尾の小津町に仕事場を移動しました。
アトリエの近所は自然満載で、木々が生い茂っています。
近所に、様々な木が乱立した一角があったのですが
(沢山あるひとつですが)、
そこを資材置き場にするらしく、4〜5人のおじさんが
木を切り倒していました。
小雨の降る寒い日でしたが、
おじさんたちは慣れた感じで作業をしていました。
クレーンで一人のおじさんを吊るし、木の上に登らせます。
おじさんは木に帯を巻き付けます。
クレーンは2本操作出来るようになっており、
もう一本を木に登っているおじさんに渡します。
おじさんは帯とフックを繋げ、木から降ります。
すぐさま、別の人が木の根元をチェンソーで切ります。
木は帯でクレーンと繋がっているので、倒れません。
クレーンで木をそのまま引き上げ、
周りに絡み付いている枝や蔦から引き離し、
広い所へ倒します。
と、こんな具合で切り倒していました。
木が宙高くクレーンで吊るされる風景は、かなりダイナミック。
十分遠い場所にいるのに、後ずさりしてしまいました。
太く立派な木が多く、枝でもかなりの太さのものばかりです。
多分、太く大きな木は、建材として持っていくけれど、
短かかったり、細いものは捨ててしまうのではないか
という話になり、ちょっと聞いてみることにしました。
仕事終わりを見計らって話しかけてみると、
快く、「小さいのは持って行っていいよ」と言ってくれました。
翌日行ってみると、既に太い木はほぼ持って帰っており、
細かい木が残っていました。
細かいと言っても、直径40センチくらいのものもありました。
木の種類は、杉やけやきなど。楢や桑、漆の木もありました。
けやきは堅く丈夫な為、
金属工芸の道具としてもなじみのある材料です。
以前の記事で紹介した、あて金を固定する木台として、
また、金属加工用の木臼として使います。
太めのけやきは作業台にぴったり。
すっかり頂いてしましました。
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パワーツールです!

ずらり

国際チェンソーカービングチャンピオンの作品

STIHLおじさん
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そこで、せっかく木を頂いたし
木材を楽に切断出来たらいいよね、という話になり、
チェンソーを見に行くことにしました。
見て来たのは、ドイツのSTIHL社の商品。
エンジンの排気量、刃の長さ、総重量など、
様々な種類がありました。
木を伐採する時に使うのか、倒した木をカットするのに使うのか、
造作するのに使うのかでも、選ぶ種類が異なるそうです。
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あやちゃんのアトリエ
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そして、せっかく頂いた木なので、仲間にも・・・と、
友人のアトリエに寄りました。
ファクトリーガールの太田さんの所です。
かなり突然訪問しましたが、快く迎えてくれました。
初めて行ってみましたが、以前記事で見たよりも、
ずっと道具で賑わっていました。
彫金場やなまし場、溶接機もあり、
小さいものから大きなものまで何でも出来ます。
10月の記事に載っていた物件の花器なども飾ってあり、
かなり良い雰囲気でした。
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Lucchi リング(石:オパール)

Lucchi リング(石:ホワイトサファイア)
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今月は、高里 千世さんのブランド、
Lucchiのジュエリー制作のお手伝いをしました。
先月末まで、スペシャルソースと一緒に
目黒のGASAで展示をされていました。
今回はバレエをコンセプトにした作品の展示。
18金、シルバー、真鍮などを使い、オパールやサファイア、
パールなどの石を留めたものもあります。
Lcchiの繊細でかわいらしいイメージのジュエリーが
出来上がりました。
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シルバーのバングル
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特注でバングル制作もしました。
男性が着けるものだったので、量感を重視。
無垢棒をかなり叩いてテクスチャーを付け、
熱間で捻り込んで大きな流れを作ってみました。
こちらも喜んでいただけて、嬉しい限りです。
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展示に向けた試作の器
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それから、1月末ごろ、麻布十番のギャラリー、
「さる山」にて、展示を予定しています。
さる山に関わる作家6人での器の展示です。
2世紀にシリアで作られた古い器をモチーフに、
それぞれが自分の視点で器を作ります。
私もお会いしたことのない作家ばかりなので、
楽しみな展示です。
詳しくは来月お知らせ致します!
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PS.先日、ムサビでお世話になった小泉先生の退任式に行ってきました。先生、本当におつかれさまでした。
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