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明けましておめでとうございます。

今年から参加させて頂く井口産業の井口隆一郎です。


井口産業2009年仕事始め

始めですので井口産業の紹介を軽くさせて頂きます。

一般鋼材店のこの会社は、浦安鉄鋼団地の立地と
創業60年を超えるネットワークを活かし
市中に存在する定尺品を即日配送する事と
痒い所に手が届く加工サービス
そして営業の特徴的な人柄と知識が売りです。


浦安鉄鋼団地全体像
左上は東京ディズニーリゾート

浦安の鉄鋼団地では、
パイプ・形鋼・板・棒鋼といった分類で
それぞれを各社が専業で在庫や加工をしていて
その中にまた得意分野があるといった
分業制の様になっています。
団地内には約200社あり
4区画程に分かれていて結構な大きさです。
そんな所で井口産業は各社に依頼する事で
様々な鋼材を手配させて貰っています。


固定できれば何でも切ってしまうバンドソー
12mより自動測調で精密切断できます。


プレスによって切断や穴明・切欠きが出来るアイアンワーカー
主にアングル・FBの数物切断に便利です。


今までの不可能を可能にした三次元パイプベンダー
溶接無しでかなりの形状が成形可能です。


元々、形鋼問屋であった井口産業も
現在ではアングルやチャンネルのベースサイズ前後を
在庫している程度です。
現在の自社加工は形鋼の切断穴明け、
そして始めたばかりの鋼管三次元曲げ加工があります。

最小限の設備と在庫、少数精鋭の体制で
頑張っている井口産業です。

産業の米と呼ばれた鉄を扱い
あらゆるモノ作りを陰ながら支えてきた鋼材屋から
現代手工業の視点を持って
色々な情報をお送りして行きたいと思います。



鋼材 鉄を主成分とする合金で作られた材料の事。

定尺(ていじゃく) 材料として決まった大きさや長さの事。
生材(なまざい)とも言います。

形鋼 H形鋼や山形鋼・平形鋼など主に構造用鋼材の事。
ビルの柱に使っているH形鋼などは良く見かけます。

アングル 山形鋼の事。
鉄塔などに良く見るL字の長い鋼材。

チャンネル 溝形鋼の事。
昔は背中合わせにしてH鋼のようにして橋などに使っていた。

FB(フラットバー) 平形鋼の事。
最初から幅切りしてある板といった様な物。

ベースサイズ 同じ種類の鋼材で基本となるサイズの事。
鋼材はサイズが膨大な上に
相場商品であるため
核となる一番出るサイズを
ベースサイズとして単価を設定し
その他のサイズはエキストラと呼ばれる
いつでもプラスいくらと
決まった設定をすることによって
ベースサイズの単価を聞けば
同種の金額も全て分かるようになっている。
ちなみに単価が¥/Kgか¥/tの場合。


弱含み

井口隆一郎(1973生)
1996  東京造形大学 比較造形学科 卒業
1998  E&Yにて製作担当
2001  井口産業入社

現在 鋼材販売営業及び鋼管曲げ加工担当。
年に何回か発作的にモノ作りを始める二児の父。



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#018 2010.06 現代手工業展 2010
#017 2010.05 パイプベンダーを使ってみよう その2
#016 2010.04 パイプベンダーを使ってみよう その1
#015 2010.03 鋼材その10 鋼板の切断
#014 2010.02 鋼材その9 プレーナ加工
#013 2010.01 鋼材その8 形鋼の加工
#012 2009.12 鋼材その7 材質
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#002 2009.02 鋼材その1 鋼板
#001 2009.01 井口産業