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ホーム > モノ作りの現場から > TRUSS BOX 伊藤洋介 #018








今回久々にスカル展示です。
展示品についてはずいぶん前から悩みましたが
やっぱり自分らしくと思いスカル3体の製作と
エグジットの清水君とのコラボです。
コラボ自体初めてなのに
尊敬するエグジットとの合作はプレッシャーでありました。
スカルヘッドのハンガースタンド作るから頭二つ宜しくって。。
実はスカルヘッドは何体も作ってきたけど、
未だに作り方が分からないし
作れるつもりで作ってないのです。
つまり
感と勢いと信じる気持ち。
だから二つなんて無理ってごねました。
凄く光栄なんですが、、
しかもエグジットにスカルなんてイメージ全く湧かないし
で、考えながら製作。
表情の無い液体金属のような感じならエグジットらしいかな。
あとは任せるって感じで送りつけました。
さすが清水君です。
出来上がりを見せて頂いたとき感動しました。
僕らの仕事はどんな状況でも合わせられる事
さすがプロですね。











同時進行で最初の一体(座る)
これまでにない満足感と達成感。
ポージングやアイテムや表情を取っ払い
感情のみを表現できたような気がします。
珍しくテンション上がって満足してしまった為
次の製作にかかれませんでした。
しかもすぐに超える事はまず不可能ですし
体力もなくなってしまいました。
そこで
早く作品離れないといけない訳でどうしようかと思い、
考えたのがパンフです。
アートブックに使用しているものなのですが
私個人でも案内状に送ったものです
全てを相方のoffice belete ジェットナツコに託しました。
人手に渡ると何故か人事みたいな気持ちになります。

で二体目。(佇む)
頭さえ出来れば後は案外ノリノリになっちゃうんですよね。
一番好きです。

三体目はマイブームの百済観音をイメージ
なんともいえない中性的で美しい仏像です。
手の表情を特に意識してます。

そしてそれぞれの展示台。やっぱ重要なのですよ。
作品は置き方も含めて完成品。
石の様な質感にしてみました。
イタリアの左官材アンティコスタッコ風に仕上げました。
漆喰に墨混ぜて塗り、乾いたら塗り
ゴシゴシこすり着色みたいな、一番楽しかったかもです、
展示台ができスカルを置いた時初めて思いました。

個展ってやってみたいなって。
その時は宜しくお願いします。



先月からバナー広告年間スポンサーになって頂きました
OFFICE TAKEI表札家さま
有り難うございました。
ガーデンデザイナーであり書道家である
武井社長の描くオリジナル表札はとても素晴らしいですよ。
アイアンは全てTRUSSBOX製作です!

伊藤洋介 (1969生)
2000年トラスボックスとして独立

金属を中心とした、家具、オブジェサイン、エクステリア、
などの装飾デザイン制作 店舗デザイン施工等 行う

2004年 国際花博オープニングガーデンショー金賞 最優秀賞受賞
2006年 有限会社GOOD STEEL 設立



#017 2010.04 DEAL DESIGN JOKER 名古屋パルコ店
#016 2010.01 SIGN
#015 2009.05 デザイン手すり
#014 2009.03 らせん階段 後付け手すり
#013 2009.02 建築家とのコラボレーションMACHIKO'S CHAIR
#012 2008.08 ギフト&トロフィー展
#011 2008.07 飾り格子を作る(初級編)
#010 2008.06 New moral standard
#009 2008.05 カウンター宙を舞う
#008 2008.04 てすりラッシュ
#007 2008.03 山田ステンドグラス
#006 2008.02 店舗内装色付け仕事
#005 2008.01 SPACE AGE
#004 2007.12 エイジング塗装
#003 2007.11 ディスプレイ用サーベルを作る
#002 2007.10 野外美術企画展
#001 2007.09 TRUSS BOX