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はーぁ、困ったなぁ。どうしよう。
どうしたタクミ君?
(新連載の第1回目なのに説明も無しでフツーに入ってきたな・・・。)
あ、マイスター師匠。おはようございます。
実はちょっと困ったことがありまして。。。
この鉄パイプの内側の直径を知りたいんですけど、定規だとうまく測れないんです。
内側の直径、、つまり「内径」を知りたいんだな?
あ、はい。(ナイケイっていうのか)
そんなときは、これだよ。これを使うんだ。
おぉ、カッコイイ。しかもドイツ語!
ドイツ語なんて「ダンケシェーン」しか知らなかったです。
ダンケシェーン(=ありがとうございます)、マイスター師匠!
・・・
で、マイスター師匠!これどうやって使うんですか?
・・・
(マイスターもドイツ語なんだけどな)
師匠?
おっと、すまんすまん。
使い方を説明する前に、まずはパーツの名前から覚えよう。
おおまかに説明するとこんな感じかな。
ん〜、いろいろあって難しそうですね。
まぁ、パッと見、複雑に見えるかもしれんが、
この構造のおかげで、ノギスはいろんなものを測ることができるんだ。
はぁ・・・いろんな・・・ものを・・・ですか?
例えば、タクミ君が先ほど悩んでいた、円筒形の内径を測るときは・・・
どうだい?簡単だろ?
???
目盛、読めないです。。。これ何mmなんですか?
ノギスの目盛を読むにはコツがあって、ちょっとした慣れが必要なんだ。
本尺目盛が18mmで、バーニヤ目盛が「6.5」か。
バーニヤ目盛の「1」は「0.1mm」を表しているから、「6.5」は「0.65mm」。
18mm+0.65mmで、このパイプの内径は「18.65mm」だな。
18.65mmって・・・そんなに細かい所まで測れるんですか?すげー。
本尺では測りきれない部分を、バーニヤが0.05mm単位で補足する、
というイメージかな。
なるほど。
それにしてもすごいですね。0.05mmまで測れるなんて。
そう。1/20mmだな。
デジタルで1/100mmまで測れるノギスもあるんだが、
家具製作だったら、1/20mm精度のノギスを使いこなせれば充分だろう。
ところで、マイスター師匠。
先ほど「ノギスはいろんなものを測れる」とおっしゃいましたけど・・・。
その通り。
どうだい?
いずれの場合も、値の読み方は先ほど説明した方法と同じだよ。
おぉー!そんな使い方もできるのかー。
「内側」と「外側」、「深さ」や「段差」まで・・・ノギスってすげー!
値を正確に測るのは、モノ作りの基本だからな。
正しい方法をしっかり身に付けるんだぞ、タクミ君。
はい!がんばります!
ダンケシェーン!



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