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ん〜、今月もまた困ったなぁ〜。
(相変わらず、入り方がストレートだな・・・)
このまっすぐな鉄の丸棒を、火で焼いてからハンマーで叩いて、ひねりを加えたいなぁ〜。
(見事な棒読み、、、タクミ君のセリフにもひねりが必要だな)
鍛鉄、ロートアイロンか。いわゆる鍛造だね。
・・・あ、はい。
(タンテツ、、ロート、アイロン、、、タンゾー、、知らない言葉がいっぱいだな)
鉄をハンマーで叩いて成形するんだから、
硬くて、安定していて、作業のしやすい「台」が必要だな。
そうなんですよ、マイスター師匠。
床の上で叩いたら、モルタルが、、、
・・・・・・
そ、そんなときは、これ。
Tシャツのメーカーみたいな名前ですね。
Tシャツのanvilの名前の由来はこれから来てるんだ。
そうなんですか。
でも、「あんびる」っておもしろい名前ですね。どことなく日本語っぽい。
日本語では「金床(かなとこ)」って言うんだよ。
それにしてもこれ、重そうですね。(100Kって書いてある。ひょー!)
カタチも何やら危険な香りがしますね。ツノみたいな部分とか。
うん。
ただ、ひとくちにアンビルといっても、用途によって、様々な大きさやかたちの物があってね。
鉄道のレールを輪切りにしただけのアンビルもあるんだ。
へぇ〜。
要はアンビルに求められるのは、硬くて重くて安定している、ってことなんだ。
たしかにこれだけ重ければ、作業がしやすそうですね。
カタチは面白いのに、機能はいたってシンプルですね。
うん、アンビルの歴史は古くてね。
古代ギリシャの時代にはその原型となるものが存在していた、とされているよ。
へぇ〜、随分古くからあるんですね。
まさに鍛冶職人のシンボルですね。
そのとおり。
で、これ実際にはどう使うんですか?
こんなふうに、使い方は何通りもあるよ。
作業台というシンプルな機能だからこそ、使い方次第でいろんなことができるんだ。
じゃあ僕はこのツノを使って丸棒を曲げるぞ。
よし、さっそく作業開始だ!打つべし!

ガン、ガン、ガン、ガン、ガン

タクミ君、なかなかいい音じゃないか。
はい!ヤバいっす。アンビル使いやすいっす!
打つべし!打つべし!

ガン、ガン、ガン、ガン、ガン、、、ガツッ!

あっ!
どうした!?
勢い余ってハンマーのヘッドが吹っ飛んで、、、
(・・・そろそろ床のモルタル、塗り直すか、、)
参考: wikipedia



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