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はぁ・・・どうしよう。
超メランコリック。
どうした?タクミ君。
マイスター師匠、ちょっとこれを見てください。
これは、、、ナメてるね。
すいません。仕事ナメてました。。。
いやいや、ナメてるっていうのは、「ネジ頭」のことだよ。
(仕事ナメてたのか・・・)
このように、ネジ頭のミゾがつぶれて、ドライバーの先端がかみ合わない状態のことを
「ネジをナメた」状態というんだ。
へぇ。
これは最悪の状態だね。
こうなった場合の対処法を含め、
それ以前にネジをナメないための正しい知識が必要だな。
お願いします。
誰もが一度は使ったことがある工具じゃないですかね。
うん。でも以外と知られていないことも多いよ。
まずはドライバーの種類から説明しようかな。
ドライバーの種類ですか?
知ってますよ。プラスとマイナスですね。
いや、もちろんそれはそのとおりなんだけど、それは軸(シャフト)の先端の種類ね。
機能面においても、ドライバーにはいろいろな種類があるんだ。
はぁ。
そう、よく気づいたね。
グリップの端の部分が金属か、そうでないかが重要なんですか?
うん。
もっとも、ナメたネジにはほとんど効果がないけどね。
そうか。
シャフトが貫通していないと、力がうまく伝わらないですもんね。
というか、グリップが破壊されるだけですね。
そのとおり。
貫通ドライバー以外にもいろいろあるよ。





他に、シャフトが着脱する取替式のドライバーもあるよ。
あるいは、シャフトの先端が磁石になっている鉄ネジ用のドライバーとか、
グリップが絶縁体になっている電気工事用ドライバーもあるよ。
へぇ〜。ドライバーといってもいろいろ種類があるんですね。
うん。じゃあ本題に戻ろうか。
あ、、そうですね。
ネジをナメさせないための正しいドライバーの使い方なんだが。

なるほど、「まっすぐに」「押して」回すんですね。
そう。
あとは、前段階として、ネジのサイズとドライバーのサイズを合わせることも忘れずに。
はい。
これさえ守れば、ネジをナメることはほぼ無いよ。
なるほど、勉強になります。
じゃあ最後の関門、、、
、、、ナメたネジをゆるめる方法ですね。
お願いします、マイスター師匠。
うん。ただ、これは正解が決してひとつではないんだよ。
というか、むしろネジをゆるめられさえすれば、方法は何だっていいんだ。
もちろん、土台を傷つけちゃあダメだけどね。
おっしゃるとおりですね。
どんな方法をとるにせよ、共通しているのは「力業」だってことだ。
ち、力業ですか、、、
デンジャラスなスメルがしますね。

(30分後)
わぁーっ!やったーっ!
超ファンタスティック。
外れたね。
はい!ありがとうございます!
よし、作業再開!
何度も言うが、正しく道具を使っていればこんなことには、、、
あ゛、、、
どうした?
また、ネジをナメました。。。
・・・
(タクミ君、やっぱり君は仕事をナメてるよね・・・)



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