モノ作りの現場から(アーカイブ) | 読みモノ(アーカイブ) | 最新のコンテンツはこちらです
ホーム > 読みモノ > FACTORY GIRL ファクトリーガール > 小川由利子






あれから7年が経ちます。
私は大学卒業後、沖縄県那覇市にある沖縄県立芸術大学大学院へと進学しました。


きれいな海


不思議な空


愛用していた3輪原付バイク


私の好きなニョロニョロちゃん


竹富島の町


おいしいヤシガニ

進学を決めたのは、大学4年の春でした。
そうか来年になって就職したら陶芸はもうやらないのかと思い、
それは少し名残惜しいな、
もう少し陶芸を深く知りたいな
という気持ちからこの先の道を考え始めました。


関東で生まれ育ち、田舎もない私は
他県での暮らしにもともと興味がありました。

そして暖かい所に住みたいなと、
日本で一番南にある沖縄行きを考えました。
その夏、沖縄県に初上陸。
沖縄県立芸術大学を見学に行きました。
大学には院生用の部屋があり、
エアコン付きの待遇にひかれました。
そして初めて食べる沖縄料理は、私の口にぴったり。
ここなら住める!
運よく大学院に入れてもらえる事になり、
沖縄に住めることになりました。


沖縄県立芸大陶芸作業場


院生の部屋


卒業制作展

ここは、一言でいうと自由奔放。
だけど、誰もが夢に向かい
純粋にまっすぐ前をみているという印象がありました。
回りをキョロキョロしながら
とりあえず陶芸をやっていた自分とは違い、
皆真剣に陶芸というものに向き合っていました。
ここは、様々な情報や他人に惑わされる事もない、
ただ自分の意志を持っていなければ
何がしたいのかわからなくなってしまいます。

不思議な言い伝えや、悲しい歴史があるこの島は
一言で言い表せない魅力的な所でした。
そしてここで出会った人達は無知な私に
何でも親切に教えてくれ、時には背中を押してくれたり、
色々な想いをくれた大切な人達でした。



みかさんの工房


みかさんの工房


「卯月ひらく」展にて





一つ上の先輩、東恩納美架さんは
今も地元沖縄で、陶芸作家として活躍されています。

自分の想い描いた世界に向かって真っすぐに突き進む人
学生時代からそんな印象がありました。
昨年お邪魔した工房は、白を基調としていて
沖縄の眩しい太陽にぴったりの雰囲気でした。
そこで生まれる美架さんの作品は
柔らかな形と色合いが特徴です。
その中で色化粧の上にのせた線が作品を引き立てます。

今年の春には、新高円寺で作品展が開催されました。
毎年日本各地を巡業しているので、
また東京に来た時には紹介したいと思います。

2009年10/1〜 
高知県にある「花と器SUMI」というギャラリーで
展示会があります。
お近くの方は是非行ってみて下さい!!



2年という短い期間の沖縄生活したが、
何年もの間そこにいたような、
もしくはあの2年は夢だったような
今思うとそんな気がするのです。


ちなみに私の好きな沖縄そばは、
ちらぐわーという食堂のおそばです。




KNUT ceramic studio(クヌート セラミックスタジオ)小川由利子


2002 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 卒業
2004 沖縄県立芸術大学大学院 陶磁器専修 修了
2003 日本クラフト展 出品
2008 KNUT ceramic studio 設立

陶磁器で主にテーブルウェアーを制作。
KNUT(クヌート)としてリサイクル粘土を使用した器を展開。

MAIL yuriko@knut.jp
URL http://www.knut.jp/



#16 2010.07.05 タイルの町、多治見へ
#15 2010.05.28 陶器もリサイクル vol.2
#14 2010.04.05 陶器もリサイクル
#13 2010.02.15 炎の神様
#12 2010.01.12 鉄子の旅 熊本〜湯布院 編
#11 2009.12.08 小平工房見学会
#10 2009.11.19 藍色のかたち
#09 2009.10.13 nikottoというお店
#08 2009.09.01 京都の前田姉妹
#07 2009.08.15 喫茶店と旅行会社
#06 2009.07.27 沖縄でのはなし
#05 2009.06.08 グリーンを着飾る hitin metals × knut ceramic studio
#04 2009.04.01 やきもの のこと
#03 2009.03.01 人の創造力をのぞく
#02 2009.02.01 おばあちゃんの台所
#01 2009.01.01 はじまりのうつわ