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8月に入り夏真っ盛りをむかえましたね。
僕は連日TVで日本一熱い町として紹介されています多治見でグロッキー寸前になりながら、
業務をこなしている毎日です。

今回は「役物」の作成について触れてみたいと思います。
「役物」っていったい何だろうって話ですが、床、壁のように切るだけの素材ではなく
その他の加工が付いてくるものを「役物」といいます。
ただ、この定義が各会社によって実際はまちまちだと思います。
当社では薄い板石を切って磨くことよりも手間のかかる加工を「役物」としています。

そこで最近加工をした役物、丸柱のパーツを紹介したいと思います。


原石入荷

このような形で10tトラックで原石は入荷してきます。
原石の時点で石材の状態が良いか悪いか
の判断をしなければなりません。


原石切断

原石を必要なサイズにカットします。
このときに製品化する際に
模様をどのように出すのかを考えて、切らなければなりません。


大口径

もちろん原石を切る機械は以前にも紹介したこの機械、大口径となります。
刃の直径は2mオーバーです。


石をRに切る



丸柱の材料なので、裏表をRに切らなければなりません。
ここで使用するのはNCビーズソーです。
ダイヤモンドチップのついたワイヤーが
高速回転しながら動くことにより切断します。

機械の刃がワイヤーの為、
ゆっくりしか切れないので一昼夜かけて切断します。


NCホーミング


NCビーズソーで切断したRの形状を
きれいに整形するために削ります。


Rを磨く



NC R研磨機でR面を磨きます。
当社ではこういったR加工役物に関しては
全てNC制御された機械を駆使して加工をします。

(ちなみに、展示会に出品した作品を作った
ウォータージェットカッティングシステムもNC制御で動いています。)


完成

完成しました。
あんな大きかった石の塊がこんな形になりました。


出荷待ち



こんな感じでパーツを梱包します。
基本的に施工は専門知識や人数を要するので、
自社からは施工に行きません。
ここは潔く外注または、お客様の方で手配された職人さんに任せます。
やはりぼくは作り手なので
よっぽどのことが無い限り施工に携わることがないんです。


施工例 イメージ

パーツが現場に付くとこんな感じで丸柱として使用されます。
※あくまで写真はイメージです。


自分の手で作り上げたものが1つの形になって
世の中に残るってすごくうれしい事ですよね!!
これこそが作り手の醍醐味ではないでしょうか。


丸太石陶材株式会社 大岩永政
所在地 岐阜県多治見市笠原町744-4
業務内容 内装外装の石材全般
TEL 0572-43-3303
FAX 0572-43-4851
URL http://www.marutasekitouzai.co.jp/



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