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ホーム > 読みモノ > ナガマサの「石材ってヤツはよう!」





まだまだ暑い日が続きますね。多治見は最高気温40.9℃をマークしてしまいました。
うーん、とにかく暑い!!

皆さんは石材加工というと何を想像しますか?
切って、磨いてぐらいは想像していただけるのではないでしょうか?
今回から石材加工機について触れていきたいと思います。
で、今回は石を切る機械を紹介したいと思います。

単純に石を切る機械といっても大きさはさまざまなものがあります。
石材は縦横を四角に切ることが基本となりますので
これから紹介する機械では大きさは違えど、基本的には縦横を切る機械となります。


コーピン
主に薄い板石を切ります。
石材加工屋の必需品となります。

コーピン
この機械で100mmまでの厚みの石が切れます。
四角にしか切れないこの機械が
なぜそんなに必要とされるのかといいますと、
まず僕らの携わる建築業界は
基本的に垂直、直角のみで構成されることが多い
(最近はデザイン性あふれる建築物が増えてきたので
一概にはそうは言い切れないですが)ということが一点。
2点目には石材の材料屋さんが
外国で板石にしたものを輸入するので、
加工屋は材料を板にする必要がないということです。


中口径
主に厚板を切ります。
カットできる寸法は厚み400mmまでとなります。

中口径
こちらは厚板を切れるため、
玄関の上り框や束石などを切ることが多いです。
ここまでの機械はきっちりとした製品精度を出すことが出来ます。


大口径
原石ブロックを切ります。
ご覧の通りかなり大きな刃の付いた大型の機械です。

大口径
この機械では山から切り出した原石ブロックを切る機械で、
900mmまで切ることが出来ます。
ただし、見ての通りごっつい刃なので
刃の厚みが13mmもあります。
切るっていうよりは削っているような感覚でもあります。


オフカット
手引きで切る機械です。
これはわりと自由度の高い機械で、いろいろなシチュエーションに応じて応用が利きます。

オフカット
この機械は手引きによる直線しか切れない機械ですが、
小さいものであれば石をいろんな角度に置いて
さまざまな形にカットできます。
なかなかなくてはならない万能戦士です。



このように切断機もいろいろな機械の大きさがあり、
それぞれの機械を通して石がだんだんと小さく、
正確な寸法に切りあがってくるわけです。


このコラム全12回の後半では加工についてお話しする予定ですが
これから数回にわたって紹介する機械を使って、
こんな製品が出来上がってくるんだということをわかっていただけたらと思います。

基本的に石材業というのは言われた寸法のものをそのように作り上げるという仕事になりますが、
僕はそこから一歩踏み出したことをしていきたいと思います。
またそちらもコラムの中で書いていこうかなと思います。

少しでも早く涼しくなることを願いながら次回をお楽しみに!!


丸太石陶材株式会社 大岩永政
所在地 岐阜県多治見市笠原町744-4
業務内容 内装外装の石材全般
TEL 0572-43-3303
FAX 0572-43-4851
URL http://www.marutasekitouzai.co.jp/



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