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このコラムでも石材加工の本質である「形を作る」「研磨する」機械を
今回と次回の2回にわたって書こうと思います。

皆さんは石の形を作るときどうやって形を作るか想像してみてください。
ほとんどの人は「のみ」や「げんのう」などを使って
昔ながらの職人さんのするような事を想像したのではないでしょうか?
この方法はあながち間違ってはいません。
現在でも職人さんの「腕」をふるってやらなければいけない仕事もあります。
しかし、建築石材という観念において考えると
やはり仕事の効率化、正確さなどが求められるようになるとどんな業種もそうですが、
「機械」の力に頼らざるをえません。
そこで今回は石の形を作る機械を紹介したいと思います。


回転式ドラム
この機械では石を直線に削ることが出来ます。

回転式ドラム
前回紹介した機械で
切断したあとに形を作る「成形」の作業があります。
この機械に削るための刃物を付けて加工します。
機械自体が角度が変えれるので、
斜めも削ることが出来ます。
刃物の形を変えることで、いろいろな形に削ることが出来ます。
形を作る際にはなくてはならない機械になります。

NCホーミング
この機械はR(曲面)削りだせます。

NCホーミング
この機械はコンピューターにより座標を覚えこませ、
確実に決まったRに削ることが出来ます。
凸R、凹Rどちらでも対応が出来るので
Rの上り框などを主に作り上げていきます。
コンピューター制御ですので
セットさえすれば全自動で動いてくれるのが
最大のメリットとなります。


加工例1


加工例2

加工一例
ここではちょっと珍しい応用編といえる加工を紹介します。

加工例1は天場と小口が別々のRで絡んでいる加工になります。
手間はかかりますが、なかなか面白い仕上げになっています。

加工例2は「銀杏面」と呼ばれる仕上げです。

石材の形作りはパズルのようなもので、
ここを先に加工しといて後からここを削ってやろうとか
そんな感じで作業が進んでいきます。

皆さんの物づくりの経験の中で
そういったところが一番の醍醐味ではないでしょうか?
職種は違えど同じ物づくりの中で、
いろいろなことに刺激を受けて
より良いものを生み出せたら最高ですよね。


丸太石陶材株式会社 大岩永政
所在地 岐阜県多治見市笠原町744-4
業務内容 内装外装の石材全般
TEL 0572-43-3303
FAX 0572-43-4851
URL http://www.marutasekitouzai.co.jp/



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