
御影石カラーチャート
御影石だけでもそこそこ使われるものでこれだけあります。

洗面台
御影石で出来た洗面台です。

丸柱
こちらも御影石の大きな柱です。

鳥居
神社では当たり前に見る鳥居も石で出来たものは多いです。
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最近ではタイルがかなり石に近い柄のものが出てきてるので
正直、施工後は業界に携わっている方でないと
見分けが付かないようなものも中にはあります。
実は僕の地元の岐阜県多治見市笠原町は
タイルの生産量日本一の町でタイルのメーカー、加工屋が
多く点在しています。
石材と違ってタイルは焼き物なので
そんなに大きなものが作ることが出来ないというのが一般的です。
せいぜい400ミリ角までだったものが
今では中国産の1200ミリ角や1200ミリ×600ミリ
というものまで作られています。
先に述べた様に、タイルは400ミリ角までが主流だったので
当然タイルの加工屋さんはこの大きなタイルは機械の都合上
加工できません。
そこで出番になったのが、僕たちのように
大きな石を加工することの出来る加工屋になります。
初めはやはり石とタイルの根本的な材質の違いで
苦労の連続でした。
しかしいろんなテストをした結果、
なんとか加工を出来るところまでくることが出来ました。
かなり話がそれてしまいましたが、
石材が使われるのは建物だけではありません。
古来より石には特別な力が備わっていると信じられています。
たしかにそれに伴って、お墓、鳥居、お地蔵様なんかも
石で作られているのはそのためだと思います。
みなさんの周りにも不思議な言い伝えのある石が
あるのではないでしょうか?
これだけ私たちの周りには石材製品は数多く点在します。
石材の魅力はなんといっても地球の恩恵による
輝きだと僕は思います。
先にタイルの話をしましたが、
かなり最近のタイルは石に似たものがあります。
人間の新しいものを生み出す力はすごいなーとつくづく思いました。
何事もそうだとは思いますが、
いまの世の中には物があふれています。
そこで数多くあるすばらしいものが
何気なく見落とされているように思います。
しかし世の中にあるってことはその物のすばらしさを知った上で
使用したいと思う人もいます。
みなさんも今一度目線をそういったものに向けてみてください。
普段の日常の中にすばらしいものが見つかると思います。
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