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ホーム > 読みモノ > ナガマサの「石材ってヤツはよう!」




いつも同じ事を冒頭で言っている気がしますが本当に時間のたつのは早いなーって思いますよね。
今年もついこの間お正月だと思っていたらもう2月になっちゃいましたね。

さて今回は石材加工製品のほんの一例を紹介したいと思います。


先にスリットを入れます。


スリットを入れました。

まず石厚のある石材にL字の切り欠きを入れてみます。
ただ単にカッターの刃を入れるだけでは
刃が必要寸法まで届きませんので
写真のように先に切り込みを入れます。
約20mmくらいのピッチで切り込みを入れておくと
次の作業がしやすくなります。


切り欠き完成。

切り込みを入れた部分を金槌で叩いて割り落とします。
割って出てしまった「ばり」を
ハンドカッターで再度切り落とします。

そして最後に必要寸法のところできれいにならします。


表面の形を整えます。

たかだか数センチ角の切り欠きを入れるだけでも
石厚が増すにつれ手間がかかります。

もちろん人間の力では持ち上げることが出来ないので
少し横に避けるだけでもクレーンを使わなければいけません。

ここから仕上げ面のならしを行います。
今回使った材料は前回写真を載せたコア材を
使用していますので表面が割り肌になっています。
矢穴の痕があったりとこのままでは製品にはなりませんので、
今回は表面を割り肌調のナチュラルな仕上げにしていきます。


石材でもバーナーで焼き入れをして、表面を仕上げます。


バーナー仕上げをしたところとしていないところの差です。

ここは昔ながらの石職人の技術を使って、
形をならしていきます。
石の目をよんできれいに割れるところを
こやすけで叩いていきます。

ある程度の形を作ったら表面に表情を出すために
バーナーで表面をはざします。
今回の仕事では火を入れすぎないように、
ある程度感性を生かして自然な風合いを出します。


完成!!

施工した際に見えてくる部分をすべて仕上げをして完成です。

手間暇かけて作られる商品って奥が深いですよね。
物作りに携わっているからこそ店頭などで売られている
商品のバックグラウンドにかなり興味があります。
今の日本には物があふれすぎていて
見た目には当たり前になってしまっている物が多いですが、
その一つ一つに命を吹き込んでいる人たちがいる
ということを知ってほしいと思います。


丸太石陶材株式会社 大岩永政
所在地 岐阜県多治見市笠原町744-4
業務内容 内装外装の石材全般
TEL 0572-43-3303
FAX 0572-43-4851
URL http://www.marutasekitouzai.co.jp/



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