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ホーム > 読みモノ > ナガマサの「石材ってヤツはよう!」





今年もあっという間に1ヶ月が過ぎてしまいました。
一日、一日を積み重ねてすごい時間をすごしているのに振り返ればあっという間に過ぎてしまいます。
だからこそ、その瞬間を大事にしたいと思います。
 



パーツ組み上げ
ここまでくると大体の雰囲気がわかります。


他にこんな形の物も作りました。




表面仕上げのために組んだ物を削ります。


表面研磨後
かなりきれいな艶がのりました。
全部のピースを並べるのが楽しみです。


今回は石材アートについてお話していきたいと思います。

石材アートといっても、表現方法は沢山あるわけで
その中でも今回は石材の中では現時点で
一番究極な手法に近いんではないかと自負しています
「象眼加工」になります。

象眼加工とは工芸品の加飾法の一。
地の素材を彫って、その部分に他の材料をはめこんで
模様を表す技法です。
なので石材に限った手法ではないのですが、
これを石材でやってしまおうという事です。


この加工にはかなりの精度が要求されます。
普通、建物の床や壁面に仕上げ材をつかって
アートを表現する場合、
それぞれのパーツを切って目地を入れながら
パターン張りのように施工する方法が一般的です。
この手法だと目地があるため現場での逃げがききますが、
細かい表現は難しくなります。
そこで象眼加工を使えば一枚の石の中で
模様を描くことが出来ます。
そして何より、一枚の石の中での柄の継ぎ目に
目地が無いのが最大の特徴です。

パソコン上で図面を元にパーツ化していきます。
データをを機械に飛ばしウォータジェットカッターで切断します。
切断したパーツを組み上げ、さらに表面加工に手を加えます。


元タイル これをベースに組み上げました。



フラットなのがわかりますか?





完成です。
わんちゃんの足跡のように使うそうです。
同じようにタイルでも作ってみました。
(タイルでは石とまったく同じようには作れないですが)

こんな感じで石材にアート感覚の付加価値を付けることが出来ます。
どんな仕事もそうなんですが、特にこの象眼加工の仕事をやり遂げたときは格別の気持ちになります。

これからも展示会等を通して、いろんな作品や技術を発信していけたらと思います。


丸太石陶材株式会社 大岩永政
所在地 岐阜県多治見市笠原町744-4
業務内容 内装外装の石材全般
TEL 0572-43-3303
FAX 0572-43-4851
URL http://www.marutasekitouzai.co.jp/



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