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ホーム > 読みモノ > めざせ!ロッキンオン 03. OASIS




久しぶりに電車に乗った。

5月の風がさわやかなハズが光化学スモッグ注意報でも発令されてるんじゃないかと思うほど、
窓の外は霞んでいた。
スペシャルソースのある久地駅から川崎駅へ向かうにはJR南武線に乗る。
その名も「労働者線」。日本有数の工業都市川崎市を縦貫する路線だ。

そんな車内で似合う曲はイギリス有数の工業都市、労働者の街マンチェスターのロック。
スミスやニューオーダー、マンデーズにローゼスにケミカルそしてオアシス。
中でも極悪不良兄弟のオアシスがもってこい。
決して身なりや素行がいいとは言えない労働者で溢れる車内、オイルと鉄と汗の混ざった独特の匂い。

そんな鬱屈とした気分を払拭してくれるのは「supersonic」。
疲れ果てた向かいの作業服のお父さんには帰ったらゆっくり晩酌して下さいと敬意を表して「champagne supernova」を。
ニッカポッカで車内でビールを飲んでる若年肉体労働者には「cigarettes & alcohol」。
塾へ向かう子供たちへ「stand by me」。
駅を降りる際、ヨレたスーツの襟を正した部長さんの後ろ姿に「don't look back in anger」を。

日本のマンチェスター、川崎。この街にはオアシスが良く似合う。

OASIS
1994年「Definitely Maybe」でデビュー。
この年はいろいろあって、アメリカでカートコバーンが自ら命を絶ち、イギリスではブリットポップ全盛の年。
マッドチェスターアシッドハウスムーブメントが
ストーンローゼスの崩壊とともに終演を迎えようとしていた頃だった。
翌95年「Morning Glory?」で全米も制覇。
96年ネブワースのライブで25万人を動員。
今では西のレッチリ、東のオアシスといわれるほどのモンスターバンドに成長。
しかし彼等の目標は永遠に達成されることは無い。だって「ビートルズ」にはなれないのだから。

(文&イラスト: special source モリソン小林)



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